昨年6月の総会で新理事6名が承認され、
2名の監事を含め役員15名で新体制をスタートさせ奔走してきたこの10カ月…。その中でも一番の衝撃は、朝霞地区薬剤師会を約30年にわたり支え育ててくださった松永仁先生の訃報でした。多くの方に慕われ、そして愛された松永先生、ここにあらためてご冥福をお祈りしたいと思います。
4市を取りまとめる薬剤師会新会長として多くの役割がある中で、まずは委員会事業をきちんと把握すべきであると考え、出来る限り各会議に出席させていただきました。そこから見えたのは、忙しい業務を終えてから資料を準備し夜の会議に出席、会員向けの情報発信や市民のための健康支援などについて、様々な意見交換をしながら一生懸命活動している委員達の姿…。ただただ頭の下がる思いでした。
そんな委員会活動についてまとめておきます。
研修委員会:コロナ渦ではWeb研修会が中心でしたが今年度から感染対策をしつつハイブリッド研修会の実施も開始、今後に向けてどのような研修会がベストかを検討しています。
地域連携委員会:フォーミュラリ部会、PBPM部会、ポリファーマシー部会、入退院支援部会の4つの部会が活動中、医師会・歯科医師会・行政などとどのように連携していくかを中心に意見を交換しています。
実務実習委員会:すでに2月から新年度が始まりました。
薬局実習の学生にはどのような集合研修が望ましいか、そしてワークショップ形式で学生の意見をどのように引き出せるかを委員会、担当者会議等で話し合っています。
広報委員会:会報「あさやくだより」を年間4回発行するのは結構大変ですが、薬剤師会の活動が見えて会報がとても楽しみという会員の声に励まされているとのことです。ホームページやメールでの情報発信や、懇親会などの企画も行っています。市民フォーラム部会では久しぶりに市民フォーラムも開催、好評をいただきました。次年度も開催予定です。
災害委員会:今年度からBCP作成を再開したところで元旦に能登半島地震が発生、薬剤師会としてのBCPの完成を急いでいます。緊急連絡用オープンチャットも開始しました。皆様ぜひご参加ください。
学校薬剤師委員会:4市と契約を交わしている薬剤師会が窓口となり、昨年末に学校薬剤師を募集、新たに9名を任命しました。今後欠員が出た場合は、会員の皆様にその都度ご案内いたします。
青年部:将来、薬剤師会を担っていく若い薬剤師を育成するための青年部も3年目を迎えます。勉強会や研修会も実施、部員も募集中です。
会員の皆様には、1年間いろいろとありがとうございました。次年度もご協力のほどよろしくお願いいたします。
2024年3月 代表理事 大八木 実(あおぞら薬局)