朝霞地区薬剤師会の紹介
会長挨拶
新会長を拝命した大八木実です。
監事を含め15名となった新たな体制の長として、これまで続けてきた組織の業務が途切れることなくスムーズに機能することを念頭に運営にあたっていきたいと考えています。
朝霞地区薬剤師会は、朝霞市、新座市、志木市、和光市4市の薬剤師で構成されており、平成6年に発足しました。一般社団法人化された後も、松永仁会長、畑中典子会長はじめ、役員、会員が一丸となって会を育て支え続けてきました。「おくすり手帳」制作や「ポリファーマシー」などの事業も積極的に実施し、その度ごとに、医師会や歯科医師会、そして4市の行政や保健所などとの連携を深めてきました。この連携こそが「患者にとっての安心・安全な医療体制」に繋がります。
令和5年1月1日現在の埼玉県統計課のデータによると、65歳以上の老年人口は新座市42677人、朝霞市28134人、和光市15181人、志木市18915人がいる中で、持病のある入院患者が退院後も同じ医療が受けられるよう医療と介護の連携を進めていく必要があり、その架け橋として薬剤師が関われるよう、薬剤師会は全力で取り組んでいきます。また、若い薬剤師が働きたいという魅力ある地域作りや薬剤師の人材育成も継続し、「顔の見える繋がりのある薬剤師」を合い言葉に地域に根ざした地区薬剤師会を目指します。
皆様方には、今後も変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願いいたします。
2023年6月 代表理事 大八木 実(あおぞら薬局)
事業内容
- 会員の職能向上と後進の育成を支援します。
- 地域や学校の公衆衛生の普及と指導に協力します。
- 地域住民にとって役立つ医薬分業を推進します。
- 薬局における介護相談および在宅医療の推進を行います。
- 災害時にも役立つ薬局と医療の連携を目指します。
組織
理事会、委員会名簿はこちら(2023年6月17日更新)
委員会事業内容
■研修委員会
4つのテーマを中心とした研修会の開催
1. 吸入指導マイスター研修会
2. 調剤報酬に係わる研修会
3. 情報提供に係わる研修会
4. 地域連携に係わる研修会
・オンライン開催の研修会を配信する器材、人材を薬剤師会全体で構築する。
・北埼玉吸入療法連携会の埼玉吸入マイスターを12名の会員が取得しており、
2022年度は6名が上級マイスターとなった。
新規のマイスターを目指す会員を増やしたい。
■地域連携委員会
① 「地域フォーミュラリ」について三師会との連携
② 新座市・志木市重複・頻回受診防止事業
③ 在宅支援薬局リスト情報の更新・発信
④ 入退院支援ルールにおける薬薬連携及び他職種連携
⑤ 地域PBPM作成
■実務実習委員会
① 朝霞地区薬剤師会を通じて実習生に「地域に密着した薬剤師」の学びを提供し、
学生自身が薬剤師職能に対して高い目標・意識を持ち、より意欲的に実習に
取り組めることを目指します。
② 受入薬局間の情報共有や意見交換を支えることで各薬局の実務実習の質を
向上させるとともに、従事する薬剤師のやりがいを高めていくことを目指します。
③ 実務実習に興味を持っていただけるような活動内容を、薬剤師会のHPから
会員薬局へ発信することで、受入れ薬局や指導薬剤師の増加を目指します。
④ 他の委員会と連携し、実習生に実のある集合研修を構築します。
■広報委員会
薬会員および市民への迅速な情報発信、広報配布物の送付
① 会報誌の発行(年3~4回))
② ホームページによる情報発信(市民向け・会員向け)
休日開業している会員薬局、GW、お盆、年末年始の開局情報等の掲載
会員薬局詳細情報の掲載・更新、各研修会、医薬品情報等の掲載
③ 市民フォーラム委員会と連携した薬剤師会広報活動
④ 懇親会などのイベント開催
⑤ IT化推進のためのIT部会の設置
■市民フォーラム部会
① 薬剤師ができる健康指導及び衛生に関する啓蒙を目的とする。
② 会の位置づけを確立するため、薬剤師会を市民に強くアピールする。
③ 会場型の市民フォーラムの開催する。
④ 「市民向けパンフレット」の発行
■災害対策委員会
① 緊急連絡網の構築
災害時及び緊急時に、各支部長中心に迅速な意思決定と適切な対応を実し、
会員への速やかな情報伝達と情報収集に努める。
② 地域行政、県薬剤師会、医師会、歯科医師会等との連携
県薬剤師会とは「安否確認アプリ」による災害時安否確認システム運用中
③ 地区薬剤師会の災害対策マニュアルの作成の継続
④ 各市開催の防災フェア等への参加(各支部と協力)
■学校薬剤師委員会
① 朝霞地区学校薬剤師新規育成
② 4市代表者会議開催
③ 研修会開催 年1~2回
④ 埼玉県薬剤師会との連携
(担当者会議への参加・各種講習会等参加・保健調査協力)
⑤ 実務実習委員会への協力(学校衛生検査への実習生同行)
⑥ 薬物乱用防止教室への協力
定款・細則 等
沿革
1994年(平成6年) |
朝霞地区薬剤師会発足 |
1996年(平成8年) |
厚生省モデル事業の一環で、お薬手帳作成、配布 |
2002年(平成14年) |
保険介護部会、運営部会設置
asaka-info発足
備蓄リスト電子化 |
2004年(平成16年) |
市民向けパンフレット作成開始 |
2008年(平成20年) |
朝霞地区6年生実務実習対応薬局担当者会議開始 |
2009年(平成21年) |
朝霞地区6年生実務実習集合研修会開始 |
2012年(平成24年) |
~絆~東日本大震災復興祈念プロジェクトin朝霞開催
市民公開講座開催
朝霞地区三師会事業「お薬手帳用ピクトグラムシール」 作成 |
2015年(平成27年) |
一般社団法人化 |
おくすり手帳
おくすり手帳用ピクトグラムシール